今回訪れたのは日田市バイオマス資源化センター。
日田市バイオマス資源化センターは、日田市の環境をきれいにしようという取組からエネルギーやゴミ問題等を市民自ら改善していく気運が高まり、平成18年4月に運転開始されました。
この施設では主に一般家庭の生ゴミや豚糞尿などの有機物をメタン発酵処理して、発生したバイオガスで発電を行っています。
バイオガスで発電した電気は施設内設備の運転に利用し、余った電力は電力会社へ売電。
また、メタン発酵後の消化液の一部は、加熱殺菌処理し液肥に利用するとともに、固形分は堆肥化。汚水は施設内で一次処理後、下水処理場で最終処理し、河川放流します。
日田市の素晴らしいところは市民一人ひとりの環境意識の高さ。
日田市のゴミの分別は16種類に分類され、収集されたほとんどのゴミはきちんと分別されており、「市民の協力のおかげで資源の有効活用を進めることができている」と所長の綾垣さんが語っておりました。
また、日田市は積極的な環境教育も実施しております。こちらに見学に訪れる子供たちにとっても、生ごみから電気を造るというインパクトは強く、未来を担う子供たちが環境問題の大切さを理解し、身につけていく場として役割も担っているようです。
バイオマスは唯一の循環エネルギー資源であり、地球温暖化防止にも非常に有効なエネルギーである一方、資源が地域に広く分散しているため回収コストが高いという短所もあります。いかに効率よく発電し、上手に利用していくかが今後の課題となりそうです。
まだまだ研究開発の段階ではありますが、日田市バイオマス資源化センターには海外からの視察も数多く訪れるなど、バイオマスは化石エネルギー代替資源として期待されています。
問い合わせ:日田市バイオマス資源化センター TEL:0973-25-5811



